屋久島🚙ドライブ 絶景を満喫!【初めての屋久島】一周コースのルートとドライブの注意点

鹿児島県

世界自然遺産にも登録されている、自然が豊かな美しい島、屋久島!
一日あれば、ドライブで屋久島一周できるって知ってましたか?

屋久島で運転初めてだけど、大丈夫かな?

と思われている方に、実際に私が通ったルートをご紹介しつつ、ドライブ中の観光スポットやドライブのコツを解説します。

どうやって屋久島一周するの?

屋久島には外周部に一本の道路が通っており、そこをずっと進んでいると、屋久島一周できます!

一周は、おおよそ80キロメートル程度です。

所要時間は、観光スポットでの滞在時間を含めると、約半日~1日かかります。

道路は整備されているものの、西部林道は山道で、道も狭くなります。また西部林道は夜は規制されており、17時以降は通れなくなるので、時間配分に気を付けましょう!

おすすめルートの紹介

屋久島ドライブの一周コースは、複数のルートがありますが、今回私が行ったルートは滞在先の「いわさきホテル」から時計回りに一周しました。

① 平内海中温泉

海中にある温泉、平内海中温泉。

干潮時の前後約2時間だけ入浴できるという珍しい温泉だそうです。駐車場は温泉から歩いて5分ぐらいのところにあります。びっくりしたのは、温泉なのに、受付には無人、脱衣所もなく、男女混浴!自然界にある温泉、といった感じで、とってもオープン (笑)

無人なので入口らしきところに入浴料(任意200円以上)を入れ、私たちが行ったときは誰もいなかったので、足湯だけ浸からせていただきました。

海沿いなので半信半疑でしたが、本当に温かい!下からブクブクとした泡も見えて、温泉が湧いているのが分かります。目の前に広がる海の光景を拝みながら浸かるお湯はとっても気持ちよく、開放感が最高でした☆彡 今でも集落に住んでいる方たちが使っているそうですよ。

② 大川の滝

日本の滝百選にも選ばれている、高さ約88メートルの美しい滝、大川の滝。

岩盤から流れ落ちる水が、滝壺に落ち込む様子が美しく、その水しぶきが周囲に広がる様子が迫力満点!水しぶきを全身に感じ、ひんやりした爽快感も味わえます。

私が行ったこの滝に行った前日は、大雨が降っていたのですが、その影響もあって、滝幅が通常よりも広かったようです。天候によって見れる景色が変わるのは、屋久島の魅力ですよね。

大川の滝には無料駐車場があり、アクセスも便利です。屋久島現地の人も訪れるべき場所だと仰っていたので、ここは必ず行ってみてほしいです(^^♪

③ 西部林道

大川の滝からさらに時計回りに進んでいくと、道が一車線になり、山道に入ります。そうすると、びっくり!目の前にお猿さんがチルしているではないか!(笑)

ここは世界自然遺産として国が保有しているエリアで、野生のヤクシマザルやヤクシカたちが見ることができます。道路が温かいのか、堂々と道路の真ん中で毛繕いをしていました。シカもたくさん目撃しました。

どこから出てくるか分からないサルやシカに精神を集中させながら進んでいたので、時速20キロぐらいで走行していました(笑)

途中でなかなか道路を開けてくれない時があったのですが、ゆっくり前に進んでいると、サルが気を遣ってくれます。なかなか味わうことのない、自然のサファリパークのようでした。

サルやシカには、会っても食べ物を与えたり、触ったりすることは絶対にしないようにしましょう。彼らを観察する際には、あくまでも一定の距離を保ち、自然と共存することが大切です。

④ 屋久島灯台

この灯台は、屋久島で最も南に位置し、日本の最南端の灯台のひとつです。晴天の空に立つ真っ白な灯台をパシャリ。

屋久島灯台は、昭和24年に建設され、現在も灯台として使用されているそうです。周辺には、灯台の管理事務所や、灯台守の住居があります。灯台の高さは、36.5メートルで、灯台室からは、屋久島南部の海岸線や雄大な山々を望むことができます。

駐車場も無料であるので、立ち寄って風を感じるスポットとしておススメです。

ランチ:Sea&Sun

コーヒーが美味しいと聞いて訪れたSea&Sunさん。海が見せる席で、自分がまるでリゾート地に来たような気分にさせてくれる、素敵なレストランでした。

⑤ 永田いなか浜

屋久島は山だけじゃなく、海も美しかった!

透き通った海岸線と白い砂浜が広がる絶景スポット。

海水は透明度が高く、夏には泳いだり、シュノーケリングなどのマリンスポーツを楽しむことができるようです。ウミガメの産卵地でもあり、産卵や孵化のシーズン中(5/1~8/31)、夜間(19:30~翌朝5:00)は浜への立ち入りが制限されているようです。

道路のすぐわきに駐車場があり、アクセスも良好。駐車場は8~10台ほど停められます。

ディナー:若大将

予約必須!現地の方がおススメしてくれた魚が有名なお店。
宮之浦周辺が居酒屋やレストランが多いので、島一周の最終ゴールとして、このエリアでの夕食を予約していたのですが、ここにして正解でした。
お刺身盛り合わせや、飛魚の姿揚げ、筍の天ぷらなど、旬の食材を堪能できました。

ドライブ中に気を付けたいこと

屋久島のドライブは、基本的に一本道をまっすぐ進むことになるので、時間に余裕をもって、スピードを出しすぎないすることが一番大事かなと思います。また、現地の人も使っている道路なので、不慣れの場合は道を譲って先に行かせることも必要かなと。

また、個人的には西部林道はドライブ初心者だと気を付けた方が良いと思います。狭い道で対向車が来ることもあるので、譲り合いの気持ちを持ちながら、落ち着いて対応しましょう。暗くなると動物たちに危害を与える可能性もあるため、西部林道は17時までしか通過できません。日中でも陰で見えにくくなる場所もあるため、お天気の良い日中に行くことをおススメします。

最後に、屋久島は天候が急変することがあるので、天気予報を確認してからドライブに出かけることをおすすめします。また、防寒具やレインコートなどの準備も忘れずに行いましょう。

まとめ

縄文杉や白谷雲水峡トレッキングだけではなく、屋久島の新たな魅力を発見するために、一度はドライブで一周してみることをおススメします!美しい自然や素晴らしい景色を堪能できますよ。

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